アメリカンビンテージシリーズの52テレキャスターに
リンディーフレーリンのブロードキャスターピックアップを
つけていた頃の悩み
6弦の音がでかい!
ピックアップ低くしちゃうと他の弦の音が小さくなっちゃう・・・。
ローカット出来たらいいなぁと思って色々調べていました。
そんな中でBOSS SD-1はいい感じにローとハイがカットされるとの情報
ならば!ってことで中古で買ってきました。
ファーストインプレッション
普通!
チューブスクリーマーみたいなミドルはない!
若い頃はボスの歪みはちょっと・・・とか生意気なこと言ってました。
今使うといいじゃんこれってなる。
不思議ですねー。
というか当時はパンクやってたんでこれじゃ歪み足りないっていうか
ジャンルが合ってないだけですね。
使い方はドライブ絞ってレベル高くしてトーンちょっと絞るっていう
みんながいいっていうセッティングが一番いい
真空管アンプに突っ込んでこそ真価が発揮されます。
トランジスタでも悪くないけど、真空管と比べると悪くないとしか言えない。
ドライブ上げて歪ませてもいいけど、そんなに歪まないので歪みが欲しいなら
違うエフェクター使ったほうがいいです。
クランチ作るならBD-2のほうが好みです。
改造
ひとしきり使って普通なことを確かめたあとはそうModです!
シリアルPQ76983、2003年製!古い!
目的は音質改善!
基本的に定数を買えずにパーツのグレードアップをしました。
改造点は次の通り
・信号ラインのフィルムコンデンサをパナソニックECQVへ変更
・出力部コンデンサ容量アップ(1μF電解→2.2μFフィルコン)
・オペアンプを艶あり4558Dへ変更
・アウトの配線材が切れたのでジャックごと交換
結果!
音がクリアになりました。高品質な電解コンデンサへの交換の効果はやっぱり
音のクリアさだと思います。
ローが削られすぎって思ったので出力部を2.2μFにしましたが
でもそんなに変わんない。
真空管アンプのブースターとしてとてもいい。
オンオフで劇的な変化を求める人にはいらないけど
ソロで音量をアップさせたい、アンプをブーストしたいひとには
現行品でもいいと思います。現行品安いし。
(表面実装になってるので改造は出来ません)
その後、フェンダー復刻ブロードキャスターを買ったら6弦だけ音量でかすぎるってのが
なくなったのでSD-1は使わなくなってます。